予定外の急な出費が原因で赤字になってしまった!なんていう経験をしたことはないですか。
家計が乱れる原因になりがちなのが、保険の年払いやイベント費などの大きな出費を把握していない事です。
逆に言えば、そういった大きな出費(特別費)を事前に把握して予算を確保しておけば、家計管理をしていく中で家計が乱れるのを防ぐことができます。
そこで、今回は我が家の特別費の管理の仕方をご紹介します。
・家計管理が上手くいっていない人
・家計管理初心者
年間予定を把握する
まず、自分の家庭の年間予定を把握します。
4月に子どもの入学、11月には七五三、保険の年払いは○月…などといったように、お金がかかる予定を洗い出すのです。
前年の家計簿やスケジュール帳などを確認すると、保険の年払いなど、毎年同じようにやってくるイベントを把握できるので、今年の予定を把握しやすいです。
家計簿をつけていないし、スケジュール帳も特に使っていないという人は、通帳やクレジットカードの明細を見てみてください。

通帳やクレジットカードの明細を見るだけでもある程度、いつどんな出費があったかが把握できますからね。
特別費予算を立て、一覧表にする

家庭の年間予定がわかったら、それぞれのイベントに必要な予算を計算してメモしていきます。
保険の年払いなど、毎年やってくるイベントは金額を正確に把握するためにも、昨年の家計簿や通帳、クレジットカードの明細を今一度確認しましょう。
予算は、足りなくなるといけないので少し多めに見積もっておくのがおすすめです。
端数は繰り上げて多めに予算として計上しましょう。
ちなみに、イベントと予算は一覧表などにするとわかりやすいので、手書きでもパソコンで作成しても良いので作ってみてください。
特別費の財源を考える
特別費の予算が立てられたら、次はそのお金をどこから捻出するか考えます。
我が家の場合は、特別費はボーナスから捻出していますが、毎月の給料から積み立てるという方法もあります。
どこからお金を捻出するかは、それぞれのご家庭で都合の良いところから出したら良いと思います。
先取りで特別費を確保する

どこから特別費を捻出するか決まったら、特別費分のお金はきちんと取り分けるようにします。
我が家はボーナスから捻出しているので、ボーナスが出たら特別費の分だけ先取りで別口座に移すようにしています。
毎月の給料から取り分ける場合も、やりくり費などと混ざらないようにしっかり取り分けておくことをおすすめします。
きちんと取り分けてやりくり費などと区別することで、特別費を使ってしまう心配がなくなります。
イベントの時に特別費予算から使う
あとは特別費予算を組んだイベントがやってきたら、取り分けておいた予算から使っていくだけ。
きちんと予算を取り分けてあるので大きな出費にも耐えることができます。

もしも予算が余ったら、万が一の時のために取っておくと良いでしょう。
臨時の予算も取り分ける

事前に分かっている出費に関しては予算を取り分けることが比較的容易だと思います。
しかし、そうやって予定を組んでいても、家電の故障や冠婚葬祭などといった予期しない出来事が急に舞い込んでお金がかかってしまうことってありますよね?
なので、特別費はそういった臨時出費もある程度想定して少し多めに予算を組むことをおすすめします。
全ての家庭に共通するわけではありませんが、一般的な家庭であれば少なくとも20~30万円ほど用意できればある程度の予期せぬ出費に対応できるでしょう。
家計を崩さないために特別費を設けよう

上で紹介してきたように、特別費を設けて、予算を組んで、特別費の財源を確保することで家計が崩れるのを防ぐ効果があります。
家計管理が何故かうまくいかないという方で、特別費を設定していない方は、ぜひ家計簿に特別費の項目を入れてみてください。
特別費予算をしっかり取り分けるようにすれば、急な出費に慌てることも減るはずですから。
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