我が家は、親が所有する土地に家を建てました。
親が生きている間はタダで土地を貸してもらっている状態なので、住宅ローンの金額をかなり抑えることができました。
しかし、家を建てるにあたって住宅ローン契約時にちょっとしたトラブル(?)もあり、親の土地に家を建てるのもけっこうリスクがあるなぁと実感しました。
実際は、トラブルは回避できて無事に住宅ローンの契約ができたのですが、今回はトラブルになりかけたときのヒヤッとした体験や、住宅ローンを組む際に知っておいた方が良いことについてご紹介させていただきます。
・マイホーム計画中の人

住宅ローンを組むにあたって土地提供者である親の署名捺印が必要
家を買うにあたっては多くの方が住宅ローンを組むと思うのですが、親の土地に家を建てる場合は、住宅ローンを組む時に土地提供者である親の署名捺印が必要となります。
我が家も実際に銀行からそのように言われ、親と一緒に銀行に行って手続きをしました。
土地提供者である親が署名捺印できなかったら大変なことに!
実は我が家、そろそろ親からの署名捺印をもらわなければならないタイミングで親が入院してしまい、署名捺印ができないという事態に陥ってしまいました。
今はコロナで病院では面会できないのに、銀行の担当者は書類の偽造があってはならないので、銀行員のいる前での署名捺印を求めてきたので、困り果ててしまった我が家・・・
結果としては、親が期日までに退院できたので一緒に銀行に行けて良かったのですが、もし仮に親が昏睡状態とか、最悪亡くなってしまったらすぐに住宅ローンが組めないなど大変なことになってしまうところだったので、本当に良かったです。

土地提供者である親からの署名捺印は、なるべく早めにもらっておくことをおすすめします(^^;)
我が家が住宅ローンを払えなくなったら親の土地がなくなる!?
それから、親の土地に家を建てるにあたって、自分たちの家もそうですが、その親の土地も大体の場合担保になることが多いと思います。
我が家も住宅ローンを組むにあたって親の土地も担保にしました。
なので、万が一我が家が住宅ローンの支払いが出来なくなってしまった場合、親の土地を譲渡しなければなりません。
これはけっこうなリスクなので、ローンを組む時に団信の特約を手厚くしておくなどの対策が必要だと思います。
我が家も、住宅ローンの金利は少し上がってしまいますが、特約で夫が3大疾病などにかかってしまった時も優遇措置が受けられるようにしてあります。
みなさまも親の土地を担保にする際はご注意くださいね。

まとめ
親の土地に家を建てる場合、土地代の事をほとんど考えなくてよいので、大変ありがたいですよね。
しかし、自分の土地でないからこそのリスクも存在します。
ですので、そのリスクも踏まえつつ家づくりをしないと、こんなはずじゃなかった!なんてことになりかねません。
皆様も親の土地に家を建てる場合はご注意くださいね。

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